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2005年12月20日

はてなブを見るときは、ヒットラーの言葉を思い出そう

はてなブとかでやたらブックマークされてるエントリに
「なるほど!!」と説得されそうになったら、

世界で最も有能な情報デザイナーの一人である
アドルフ・ヒットラー超先生の言葉を思い出してみるといいと思う。

はてなブクマの本質をあらわしてると思うので。

いかなる宣伝も大衆の好まれるものでなければならず、その知的水準は宣伝の対象相手となる大衆のうちの最低レベルの人々が理解できるように調整されねばならない。それだけでなく、獲得すべき大衆の数が多くなるにつれ、宣伝の純粋の知的程度はますます低く抑えねばならない。

大衆の受容能力はきわめて狭量であり、理解力は小さい代わりに忘却力は大きい。この事実からすれば、全ての効果的な宣伝は、要点をできるだけしぼり、それをスローガンのように継続しなければならない。この原則を犠牲にして、様々なことを取り入れようとするなら、宣伝の効果はたちまち消え失せる。というのは、大衆に提供された素材を消化することも記憶することもできないからである。

大衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮でなく、むしろ感情的な感覚で考えや行動を決めるという、女性的な素質と態度の持ち主である。だが、この感情は複雑なものではなく、非常に単純で閉鎖的なものなのだ。そこには、物事の差異を識別するのではなく、肯定か否定か、愛か憎しみか、正義か悪か、真実か嘘かだけが存在するのであり、半分は正しく、半分は違うなどということは決してあり得ないのである。

彼は政治的にも道義的にも派手に道を誤ったけど、それとは分離して情報デザイナーとしてロジックや手法は(その表現は過激だが)もう少し評価されるべきだと思う。

情報を使うときも、情報から身を守るときにも役に立つ言葉。ってか、ブログ書くときでも新聞読むときでもなんでも、心に留めておくべし。
ちょっと色々と自戒を込めて。

<<追記>>
ちなみに、「我が闘争」は全部ちゃんと読めてない orz。マキャベリの 君主論やクラウゼビッツの戦争論とあわせて時間あったら読んどきたいんだけどな。

投稿者 Taka : 2005年12月20日 03:03

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