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2005年03月22日
googleX の拡大縮小機能をflashで再現
発表からわずか3日で鬼籍に入られた(笑)googleX。
名前からして単なるOSXドックのクローンなのですが、
技術的には面白いモノがあったので実験してみました。
googleXがどんなものか乗り遅れてしまった方は、勝手日本語版を公開されている粋なページがありますのでそちらをどうぞ。
googleXで注目すべきは、JavaScriptで無理やり拡大縮小を実装したということです。一見widthとheightの値をコントロールすれば可能に思えますが、実際にはそんなことをするとピクセルがガタガタになってしまいます。
で、どうやって解決しているかというと、どうやら拡大時に画像(小)と画像(大)を動的に入れ替えるというスマートなことをやっています。
これは3DCGで、距離に応じてテクスチャの質を変更するlod(level of detail)という技術っぽいですね。
flashでもビットマップのズームにブラーがかかることがあるわけですが、サンプルのようにこの技を使うことで回避できます。チェックボックスをon/offにして比較してみてください。このサンプルでは拡大率に応じてamazon書籍画像の小~大を動的に入れ替えています。
ロジックだけなら10分以内で作れるようなブツなのでクラス化しておくといいかもしれません。
投稿者 Taka : 2005年03月22日 17:00