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2005年07月17日

ネット上での危機管理とかなんとか

大バトル勃発! AmazonレビュアーVS著者

amazonの書評に辛口の点数をつけられた著者がブチ切れて、レビュワーのページに粘着、誹謗中傷、人格批判を繰り広げるという凄い祭りが起きているよう。amazonのレビューも削除させた模様。

ちなみにレビューのバックアップ。

タイトルと内容が違う, 2005/07/07

レビュアー: nomadica (プロフィールを見る)

本書を一ヶ月で書いたという序文の文章からもわかるとおり、ライブドア関連の熱が冷めないうちに、とタイミングを計ってタイトル先行で一気に出版された新書です。

だから新書という点を差し引いても、お世辞にも内容の濃い本とは言えません。

元々、広告代理店でネットビジネスの研究をされていた方だけに、「ネットビジネス」と「ブランド」についての言及が多いと感じました。

あらゆる企業論は「会社は誰のものか」という命題に直結している、と強引に言うことも可能でしょうが、本書は「会社は誰のものか」という問題設定に対して、的確に、論理的にアプローチしている本ではありません。

話の脱線や本書の主旨とは関係の薄い著者の個人的経験などが多く、著者の考える会社論や、著者が知っているエピソード(特にネット企業の話が多い)をまとめたエッセイ集と思ってよいでしょう。そのような形態なので、論旨や論証が明確ではなく、骨太な企業論を読みたい人にはお勧めできません。

ただ、文章は読みやすく、会社のあり方を考えるための色々な事例を盛り込んであり、一気に読むことは可能です。

辛口ではあるけど、誹謗中傷ではない気がしますが・・・

あくまで大人の対応を続けるレビュワー()に対し、著者は「実名晒すぞ」とか「嘘つき」とか罵りまくり、ついにはレビューを取り下げさせたりしている。


著者から見た場合、こういう自分に不利益なレビューやコメントって言うのは、スルーしておけばいいのに、自ら炎上させて一流エンターテイメントへと昇華してしまってる。今後この本や著者をグーグルでかけると、上位に色々出てきてしまうのだろうなぁ。自分でマイナス方向のアドをうっている感じ。

逆にレビュワーは、ブログ等を持っている人間は、ネット上で発言するだけで、常にキチガイや電波やクレーマー等を呼び寄せるリスクがある。

こういうの見てるとモヒカン族よりも、リアル社会からやってきた植民者のほうが危険だよなぁとか思います。総務省はネットで実名を推奨しているけど、こういうアホな騒ぎが起きない程度にネット住民が成熟しなければ危険なだけだよなぁ、とか思いました。

投稿者 Taka : 2005年07月17日 12:51

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comment

universal girl becomes universal slot in final: http://www.moviemaker.com/ , to loose pair you should be very profound

by Sean Freeman : 2006年03月28日 12:20

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