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2005年04月27日

ロングテール現象メモ

ネット世界で利益を稼ぐ「ロングテール現象」とは何か

へー。
インターネットが人々の趣味や嗜好を細分化していけば、全体に対する「その他」の割合が増えるわけだから、この傾向は更に加速しそうだなっと。

しかしインターネット書店はこの構造を根本から変えてしまったのである。米国のアマゾン・コムの本の売上げの半分以上が、販売部数ランキングの四万位から二百三十万位までのロングテールから上がっているようなのである(外部の研究者による推定)。高さ一ミリ以下で十キロ近く続くグラフ上のロングテールを積分すると、まさに「塵も積もれば山」、売れる本の販売量を凌駕してしまうのだ。リアル書店では在庫を持てない「売れない本」でも、インターネット上にリスティングする追加コストはほぼゼロだから、アマゾンは二百三十万点もの書籍を取り扱うことができる。しかも「売れない本」には価格競争がないから利幅も大きい(米国では新刊書にも値引き競争がある)と良い事ずくめになる。これがロングテール現象である。

投稿者 Taka : 2005年04月27日 18:23

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